


工程日誌
DAY001
注文・仕様の確定担当:来房または面談
仕様書を一緒に確認します。ケース素材、ストラップ、刻印を決め、手付金(30%)をいただいて、製作番号を割り当てます。
2時間
DAY015
部品の受入検査担当:検査担当
地板、ブリッジ、歯車の荒加工が上がってきます。1点ずつ寸法を測り、基準から外れたものは作り直します。
6時間
DAY036
ケース・文字盤・針担当:加工担当
ケースを磨き、文字盤にギヨシェを彫り、針を手で研ぎます。文字盤の彫りだけで約9時間です。
18時間
DAY043
地板・ブリッジの手仕上げ担当:仕上げ担当
縁の面取り、直線ヘアライン、ペルラージュ。組み上がると見えなくなる面も、同じ手順で仕上げます。
22時間
DAY085
組立担当:時計師
186点を、地板から順に載せます。ブリッジのネジを締めるたび、歯車が自由に回るかを確かめます。
14時間
DAY120
調整(5姿勢・テンプ)担当:時計師
姿勢を変えながら日差を測り、ひげぜんまいの有効長と重りネジで合わせます。ここが一番長い手作業です。
18時間
DAY141
慣らし運転 14日担当:時計師
毎日同じ時刻に日差を記録します。14日分の記録票は、お渡しの時に一緒に入れます。
7時間
DAY163
最終検査・化粧箱担当:検査担当
外観を10倍のルーペで見て、防水の加圧試験をし、保証書に通し番号を入れて箱に収めます。
3時間
DAY182
お渡し担当:受付担当
来房の場合は、手首に合わせてストラップを調整します。巻き方と、時刻の合わせ方を説明します。
1時間
工房は5人。役割ごとに受け渡します

時計師 2名組立・調整
組立から慣らし運転の記録まで、1本を同じ時計師が受け持ちます。途中で担当は替えません。
32時間 / 本

仕上げ担当 1名仕上げ
ブリッジと地板の面取り、ヘアライン、ペルラージュ。1本ぶんを続けて仕上げ、面の揃いを見ます。
22時間 / 本

加工担当 1名文字盤・針・ケース
ギヨシェ彫り、針の手研ぎ、ケースの磨き。外注せず、工房の中で行います。
18時間 / 本

受付担当 1名受付・お客様対応
来房の案内、仕様の相談、進み具合の連絡、修理の受付。電話とメールの窓口もここです。
お渡しの前に通す6つの検査
- 1
日差
5つの姿勢で、各24時間ずつ測定
−2〜+4 秒 - 2
振り角
文字盤上とリューズ上で測定
270°以上 - 3
連続運転
満巻きから、止まるまで放置
72 時間以上 - 4
防水
3気圧まで加圧し、漏れを確認
3 気圧 - 5
外観
10倍のルーペで、ケース・文字盤・針を確認
傷・ほこりなし - 6
慣らし運転
14日間、毎日同じ時刻に日差を記録
14 日分の記録票
保証と修理、工房にできないこと
- 保証(製造上の不具合)無償3 年
- オーバーホール¥88,000〜約8週
- ケースの磨き直し¥22,000〜約2週
- ストラップ交換¥24,000〜約1週
- 風防の交換¥33,000〜約3週
保証は落下・水没・磁気による不具合を含みません。オーバーホールは5〜7年ごとをおすすめします。
修理の流れ
- 1来房、または郵送で受付(来房は予約制)
- 2状態を見て、1週間以内に見積もりを連絡
- 3ご承諾後に作業。進み具合はメールでお知らせ
- 4検査のあと、来房または配送でお渡し
工房にできないこと
- ×即納。受注生産のため、お渡しは約6か月後です
- ×年産120本を超える製作
- ×クロノグラフなどの複雑機構(いまは扱いません)
- ×他社製の時計の修理
- ×来房も面談もなしの、通販だけの販売