Story
染めの物語
表は藍、裏は茜。一枚の布を、二度、別々の色で染めています。
- 01
糸を、つくる
リネンの糸を、ほどよく精練して、染料のなじみをよくします。
- 02
表を、藍で染める
藍甕に、布を浸しては空気にさらす。これを何度もくり返し、深い青をつくります。
- 03
裏を、茜で染める
茜の根を煮出した染液で、裏面だけを染めます。媒染で、赤みを定着させます。
- 04
乾かし、仕上げる
陰干しで、ゆっくり乾かし、縁を手で始末します。
02うつろい、という名前Name
移り変わるものを、
そのまま、身にまとう。
季節で色を変えるのではなく、一枚の布の中に、二つの季節をしまっておく。それが、うつろいの考え方です。